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[潮音禅師物語]vol.23 鍋島三候弟子の礼をとる

石仏群 合掌

延宝2年の冬、佐賀藩主松平(鍋島)信濃守綱茂は姉の仙姫の冥福を祈って緑樹院を建てられましたが、それ以来、潮音禅師は江戸城桜田門の近くにあった佐賀藩上屋敷にときどき呼ばれては、出府中の藩主信濃守綱茂や小城支藩の加賀守直能、その嫡男紀伊守元武の求められるままに黄檗禅を説かれました。

そして、まもなく三候は、潮音禅師 を師として弟子の礼を取ることになります。そして綱茂に活水居士、直能に星巌居士、元武に金栗居士の法号が贈られました。

延宝2年3月のこと、加賀守直能が参勤の帰りに、滋賀県石上寺で拾った影向石の剥片を持ち帰って観音像を造ってお祀りしたところ、数々の霊験を表した話を聞かれ、「観自在石像記」を書いて、直能におくられました。

やがて、直能は家督を元武に譲ると、隠居して自ら星巌居士と称し、元武とともに潮音禅師を開山として、祥光山星巌寺を建てることになりました。

出典:潮音道海禅師の生涯
発行者:潮音道海禅師三百年遠忌大法会実行委員会

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