1. HOME
  2. ブログ
  3. [潮音禅師物語]vol.4 諸方遍歴の旅立ち

[潮音禅師物語]vol.4 諸方遍歴の旅立ち

15才のとき、小城の円通寺で「虚堂和尚語録」の講義を聞かれると、禅に対する認識を新たにし、ますます修行に励まれました。

16才になって「大学」を学ぶと、儒典にも興味をもち、漢詩を学び、詩を作ることを覚えました。

17才の夏、諸国に良師を求めて修行する、諸国行脚に出たいと考えましたが、「まだ若すぎる」と泰雲和尚は許してくれませんでした。

一度は思いとどまったのですが、秋になると、再び行脚の思いが募り、同僚と密かに慈雲寺を抜け出して旅に出ました。

はじめは、久留米の金剛寺に入り、三玄和尚の下で修行をはじめますが、一冬過ごしただけで、春になると瀬戸内海を行き来する船に頼んで乗せてもらい、京に上りました。京の都では、はじめ儒典を貪るように学びました。そして、各地の寺院に仏典の講義があると聞けば、それに参加して知識を深められるのでした。

  • 出典:潮音道海禅師の生涯
  • 発行者:潮音道海禅師三百年遠忌大法会実行委員会

関連記事