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[潮音禅師物語]vol.10 観音感通伝

潮音禅師は、長崎興福寺から瑞石山永源寺へ一度戻ります。やがて、京へ足を運び、賀茂に「定林庵」を開いて同志とともに切磋琢磨し、修行する毎日を送りました。

そんなある日、賀茂の宮にお詣りされた際、「神の意義」に関心をもたれ、「他日に寺を持ったら、この神を勧請して守護神とする。」と誓われたのでした。

賀茂の定林庵で修行に打ち込む傍ら、六十六ヶ所の観音霊験記を取りまとめて、「観音感通伝」三巻を編集、版に刻んで、六十六ヶ所の観音霊場に奉納されました。さらに、後水尾天皇の皇后、東福門院に献上されてお誉めに預かり、褒美を授かりました。

萬治3年(1660)12月、潮音禅師33才のとき、岐阜の今井元體、亀山道潤等が萬亀山臨川寺を再興し、潮音禅師が進山されました。この際、山門の左傍らに寺の守護神として賀茂宮を勧請されました。

  • 出典:潮音道海禅師の生涯
  • 発行者:潮音道海禅師三百年遠忌大法会実行委員会

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