1. HOME
  2. ブログ
  3. 【お坊さんの寺めぐり】桐生山鳳仙寺

【お坊さんの寺めぐり】桐生山鳳仙寺

  • 宗派:曹洞宗
  • 創建:1574年(天正2年)
  • 開山:仏広常照禅師
  • 開基:桐生城主由良信濃守成繁公
  • 本尊:釈迦牟尼如来
  • 脇侍:文殊菩薩・普賢菩薩
  • 寺号由来:唐人白山「鳳凰飛舞仙人遊楽之霊地也」

文化財

  • 本堂:入母屋造平入 享保11年(1726)以前 の建築
  • 山門:入母屋造楼門 宝永元年(1704)8月建立
  • 輪蔵:面の経架のうち、中央には双林大士を安置し、残りの七面に延宝七年(1679)版行の鉄眼版一切経6956巻が所蔵
  • 梵鐘:寛永十八年(1641)鋳造 桐生市内最古の梵鐘

今回は、桐生市の地名と同じ山号を持つ、「桐生山鳳仙寺」を訪れました。山間のお寺で苔むした境内がこのお寺の雰囲気を一層厳かなものにしていました。長い参道を登っていくと、立派な山門がお出迎え。この山門の垂木も慧明寺同様、扇垂木になっていました。山門には持国天、増長天が祀られており、いずれも室町時代の作とのこと!

持国天
増長天

そして、山門の右手になにやら蔵のような建物もあり、覗いてみると・・・!

なんと!鉄眼版一切経の輪蔵ではありませんか!鉄眼版一切経といえば、黄檗の傑僧「鉄眼道光」が完成させた版木をもとに刷られたお経です。現代の400字詰め原稿用紙のルーツとなるものです。

輪蔵内部に八面の経架のうち、中央には双林大士を安置し、残りの七面に延宝七年版行の鉄眼版一切経6956巻が収蔵されています。経架の前面周囲には椽が張られ、高欄を巡らし、宝珠柱の頭部には唐様の逆蓮頭が用いられています。この輪蔵のは天明三年(1783)建立と伝えられています。

そして、山門をくぐり、本堂をお参りすると数々の仏像、寺宝がたくさん安置されていました。

桐生の歴史を知る上では外すことのできない、由緒正しきお寺です。

桐生山鳳仙寺

関連記事