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【お坊さんの寺めぐり】秀嶺山光信寺

  • 宗派:臨済宗永源寺派
  • 創建:1980年ごろ|不詳
  • 開山:不詳
  • 開基:神原総一郎
  • 本尊:救世観世音菩薩

またとんでもないお寺見つけちゃいましたー!ってのがまず最初に声高々に言いたいところです。笑

とある方から「すごいお寺があるよ」と伺い、やってきた光信寺さん。山門前に車をとめ、いざ参拝!といきたいところなのだが、参道のその長さたるや・・・ なんだ、ここは。そして、山門の塀は筋塀である。山門くぐるやいなやただ事ではない感が漂っています。

参道

筋塀とは

  • 筋塀(すじべい)とは、古来の日本建築における土塀の一種で、定規筋(じょうぎすじ)と呼ばれる白い水平線が引かれた築地塀を指す。
  • 元々は、皇族が出家して住職を務めた門跡寺院の土塀の壁面に、その証として5本の定規筋を引いたのが始まり。そこから、定規筋の数が寺の格式を示すようになり、5本線が最高格式を表すものとなった。
  • 皇族や摂家などの御所に用いられた。皇室に由来する格式を表し、その格式の高さにより三本、四本、五本の種があり、五本を最高とする。皇族や摂家が入寺した門跡寺院などでも用いられその権威の象徴となったが、用材を下げ渡すという名目で由緒寺院などに与えられることがあり、直接の由緒をもたない寺院でも使用されていることがある。
  • 引用:Wikipedia

そして、たどり着いた本堂。

・・・

開いた口が塞がらないとはまさにこのことではないだろうか。間口12間ぐらいあるのかな・・・本山級といったもいいぐらいのサイズです。(本山はもっとすごい!という方もいらっしゃるかもしれませんが、このお寺は一末寺なのです・・・。)

本堂

本堂右手にある庫裡に入り、このお寺を管理している方がいらっしゃり、親切に中を案内してくださいました。ありがとうございます!なにやら七堂伽藍が整備されていて、その御堂それぞれが廻廊でつながっているというではないか。素晴らしすぎる。本堂から案内していただき、ぐるっと本堂の軒から裏手に回ると、、、 おおお!素晴らしい庭園が広がっていました。見事な枯山水です。これだけの庭をきれいに保つのには苦労が伴います。ここで一服、といきたいところですが、一服どころではなくなってしまうぐらい静寂に包まれていて、非常に心地よい空間です。

さらに進んでいくと、食堂、宿坊、禅堂、浴室と続いています。いやはや、広い。せっかくなので、禅堂の中も見せてもらいました。まだ新しい(お寺の中では。といっても30年ぐらい?)とのことですが、一体何人入るんですか、この禅堂は!!という広さです。ざっと150人ぐらいが一度に坐禅ができるそうです。

禅堂

そして、宿坊へ。宿坊はこの境内の最奥部にあります。宿坊までたどり着いて振り返ればそれもまた美しい眺め。中に入れば、15畳ぐらいのお部屋がなんと12部屋もあるんだとか。スケールが違います。そして、浴室の眺めがなんといってもよい。お寺云々というよりこのお風呂に入りにきてもいいぐらい笑

宿坊からの眺め
浴室

光信寺では、研修合宿の受け入れなどを行っているそうです。そして、この広大な敷地を活用して、お神楽や能の公演を催したり、坐禅会や喫茶などを行ったりしているそうです。しかし、残念ながら現在はお坊さんはいない状態とのことで、近くのお寺が協力しあっているのだとか。お寺業界も人手不足真っ只中。

先日訪れた神勝寺に引き続き感じるのは、日本全国知らないだけで、素晴らしい神社仏閣が本当にたくさんあるんだろうなーということです。廃仏毀釈や戦争等で大寺院が跡形もなく消されてしまった過去があるにせよ、それでも計り知れない数があるのですね。もっともっと足を運んでこの目で見てみたいものです。

秀嶺山光信寺

写真や文字では伝わらないと思いますので、YoutubeにあがっていたDroneの空撮動画をご覧ください。

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